今回は決済代行会社と加盟店の間にある曖昧な部分「誰が誰にサービスを提供するのか？」「ルールは誰が作り、誰がそれに従うのか？」「誰が説得し、誰が説得を受け入れるのか？」について書きたいと思います。

決済代行会社は、加盟店にクレジットカード決済やコンビニ決済、月額課金などの決済サービスを提供しています。ということは、決済代行会社を選ぶのは加盟店だけなのでしょうか。この疑問に答えるために、決済代行会社と加盟店との関係を詳しく見てみましょう。

決済代行会社は加盟店に対して選り好みすることが出来るのでしょうか。それは良い事なのか悪い事なのか。なぜそうする必要があるのでしょうか。決済代行会社は通常、銀行と加盟店の両方と確立された関係を持つ組織です。オンライン決済のシステムにおいて、銀行と加盟店という2つのノードをつなぐ媒体となります。決済代行会社にとって銀行や加盟店とのこうした関係を維持することは必須です。決済代行会社が取引の流れをコントロールし、スムーズかつシームレスにすることで、カード利用者がカードを使いやすくし、加盟店のウェブサイトでより多く消費できるようにする環境を作ります。

決済代行会社の利益は、加盟店の売上高から取る手数料であることは周知の通りだと思います。当然ながら、決済代行会社のサービスを利用する加盟店が多ければ多いほど、売上高は大きくなります。販売量が多ければ多いほど、決済代行会社の収益も大きくなります。では、なぜ決済代行会社は一部の新規加盟店の加盟を拒否するのでしょうか。

それは、利益よりもセキュリティの問題だからです。決済代行会社には銀行との関係構築と維持、加盟店との関係構築と維持という4つのタスクがあります。そのため、信頼できる決済代行会社は、新規加盟店の加盟を決定する際、その加盟店を決済代行会社のネットワークに加えることで、既存の加盟店が危険にさらされない事を常に確認しています。

また、決済代行会社は加盟店と長期にわたる実りある関係を築きたいと考えています。加盟店の成功と収益増加を応援し、あらゆる段階で加盟店をサポートします。決済代行会社にとって、加盟店がスタートアップから利益を生む大企業に成長するのを見るのは自分の事の様に嬉しく思います。このような有益で長期的な関係は、信頼関係を築き、両社のニーズや立場を理解するためのシンプルで丁寧な対話から始まります。

ビルモントでは、加盟店様を大切に考えています。加盟店と銀行の関係を維持し、シームレスな取引を可能にするために、私たちは加盟店を慎重に選び、パートナーとしてコミットしています。信頼できる安全な決済代行会社をお探しであれば、ビルモントにご応募ください。