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3Dセキュアを導入するメリットについて

3Dセキュアとは、カードユーザーがネットでクレジットカード決済を利用する際に行われる、不正利用対策として各カード会社(カードブランド)が設定する本人認証サービスです。クレジットカード決済時にカードユーザーが設定したパスワード、またはSMSなどに送られるワンタイムパスワードの入力を求めることで、カードの盗用や情報の漏洩による「なりすまし(第三者がカード契約者に成りすまして決済を行う)」防ぐ仕組みです。各カードブランド毎に本人認証サービスの名称(Mastercard「Mastercard SecureCode」、Visa「Visa Secure」、JCB「J/Secure」、American Express 「American Express SafeKey」)は異なりますが、総称として3Dセキュアと呼びます。

ここまで読んで頂いた方は疑問に思ったかもしれません。確かにカードユーザーにはメリットがありそうだが、ECサイト等の運営者には大きなメリットはないのではないかと。実際はカードユーザー、運営者の双方にメリットはあります。

ここでは、運営者が3Dセキュアを導入した場合のメリットについてお話ししたいと思います。

1.ユーザーに安全性の高いECサイトと認識されることで購入へ繋がる

2.チャージバックの損失を防ぐことが出来る

3.セキュリティ対策することで契約解除等のトラブルを未然に防ぐ

1.ユーザーに安全性の高いECサイトと認識されることで購入へ繋がる

1つ目はユーザーに安心安全なネットショッピングを提供することで購入へ繋げることが出来るということです。

現在、クレジットカード利用者は10年前と比べると2倍以上に増えいています。それに比例して、不正利用に関する話題も多く取り上げられ、ユーザーのセキュリティに対する意識はあがっています。そのため、セキュリティ対策が不十分なECサイトの利用は避けられる傾向にあります。

また、不正利用があなたの運営事業所で多く行われた場合、その評判は瞬く間に広がり、訪問者が減るだけでなく長年利用してくれたリピーターも訪れなくなる恐れがあります。

そういった事が無いよう、セキュリティ対策が整った環境をユーザーに提供し、不安にさせることなく気持ちよくお買い物が出来る必要があります。

2.チャージバックの損失を防ぐことが出来る

2つ目はチャージバックを未然に防ぐことで、売上や商品の損失を防ぐことが出来ます。

チャージバックが発生すると、加盟店はカード会社から入金された売上を返金しなければなりません。もし、商品を発送した後でチャージバックが起こった場合、購入者へ商品返送のリクエストが可能です。ただし、リクエストしても返送をしてくれなかったとき、その損失は加盟店が負担することになります。チャージバックが取引全体の数パーセント以上になると、その損失を取り戻すための労力と時間、お金は計り知れません。

この様な被害を防ぐ為にも、3Dセキュアによる本人認証が必要です。

3.セキュリティ対策することで契約解除等のトラブルを未然に防ぐ

3つ目はセキュリティ対策を行うことでチャージバック件数を減らし、決済代行会社から契約解除を防ぐことです。

契約解除されることなんてあるの?と思うかもしれませんが、そういった事は少なくありません。特にハイリスクな商材を扱うECサイトは、そのリスクが高い傾向にあります。では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか。それはカード会社から決済が止められる可能性があるからです。もし止められてしまった場合、そのカード会社の決済は決済代行会社と契約しているチャージバックの多い加盟店だけでなく、他の加盟店も決済が行えなくなります。そういった事態を避けるために契約解除となる場合があります。

まとめ

3Dセキュアを導入することは、これらのリスクを未然に防ぐためにも導入を検討してみてください。もし導入を検討されている、現在導入せずにクレジット決済を利用している方は3Dセキュアを搭載している決済代行会社にご相談することをお奨めいたします。

BILLMONTでは

BILLMONTではお客様の長期的かつ安定的なクレジット決済が行えるよう様々なセキュリティ対策を行っています。3Dセキュア対応はもちろんのこと、世界基準であるPCI DSS準拠、不正防止を未然に防ぐAIツール、24時間365日膨大な量のトランザクションをチェックし不正によるお客様の損失を防いでいます。少しでもご興味がございましたらお気軽にご相談ください。

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3Dセキュアとは、カードユーザーがネットでクレジットカード決済を利用する際に行われる、不正利用対策として各カード会社(カードブランド)が設定する本人認証サービスです。クレジットカード決済時にカードユーザーが設定したパスワード、またはSMSなどに送られるワンタイムパスワードの入力を求めることで、カードの盗用や情報の漏洩による「なりすまし(第三者がカード契約者に成りすまして決済を行う)」防ぐ仕組みです。各カードブランド毎に本人認証サービスの名称(Mastercard「Mastercard SecureCode」、Visa「Visa Secure」、JCB「J/Secure」、American Express 「American Express SafeKey」)は異なりますが、総称として3Dセキュアと呼びます。

ここまで読んで頂いた方は疑問に思ったかもしれません。確かにカードユーザーにはメリットがありそうだが、ECサイト等の運営者には大きなメリットはないのではないかと。実際はカードユーザー、運営者の双方にメリットはあります。

ここでは、運営者が3Dセキュアを導入した場合のメリットについてお話ししたいと思います。

1.ユーザーに安全性の高いECサイトと認識されることで購入へ繋がる

2.チャージバックの損失を防ぐことが出来る

3.セキュリティ対策することで契約解除等のトラブルを未然に防ぐ

1.ユーザーに安全性の高いECサイトと認識されることで購入へ繋がる

1つ目はユーザーに安心安全なネットショッピングを提供することで購入へ繋げることが出来るということです。

現在、クレジットカード利用者は10年前と比べると2倍以上に増えいています。それに比例して、不正利用に関する話題も多く取り上げられ、ユーザーのセキュリティに対する意識はあがっています。そのため、セキュリティ対策が不十分なECサイトの利用は避けられる傾向にあります。

また、不正利用があなたの運営事業所で多く行われた場合、その評判は瞬く間に広がり、訪問者が減るだけでなく長年利用してくれたリピーターも訪れなくなる恐れがあります。

そういった事が無いよう、セキュリティ対策が整った環境をユーザーに提供し、不安にさせることなく気持ちよくお買い物が出来る必要があります。

2.チャージバックの損失を防ぐことが出来る

2つ目はチャージバックを未然に防ぐことで、売上や商品の損失を防ぐことが出来ます。

チャージバックが発生すると、加盟店はカード会社から入金された売上を返金しなければなりません。もし、商品を発送した後でチャージバックが起こった場合、購入者へ商品返送のリクエストが可能です。ただし、リクエストしても返送をしてくれなかったとき、その損失は加盟店が負担することになります。チャージバックが取引全体の数パーセント以上になると、その損失を取り戻すための労力と時間、お金は計り知れません。

この様な被害を防ぐ為にも、3Dセキュアによる本人認証が必要です。

3.セキュリティ対策することで契約解除等のトラブルを未然に防ぐ

3つ目はセキュリティ対策を行うことでチャージバック件数を減らし、決済代行会社から契約解除を防ぐことです。

契約解除されることなんてあるの?と思うかもしれませんが、そういった事は少なくありません。特にハイリスクな商材を扱うECサイトは、そのリスクが高い傾向にあります。では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか。それはカード会社から決済が止められる可能性があるからです。もし止められてしまった場合、そのカード会社の決済は決済代行会社と契約しているチャージバックの多い加盟店だけでなく、他の加盟店も決済が行えなくなります。そういった事態を避けるために契約解除となる場合があります。

まとめ

3Dセキュアを導入することは、これらのリスクを未然に防ぐためにも導入を検討してみてください。もし導入を検討されている、現在導入せずにクレジット決済を利用している方は3Dセキュアを搭載している決済代行会社にご相談することをお奨めいたします。

BILLMONTでは

BILLMONTではお客様の長期的かつ安定的なクレジット決済が行えるよう様々なセキュリティ対策を行っています。3Dセキュア対応はもちろんのこと、世界基準であるPCI DSS準拠、不正防止を未然に防ぐAIツール、24時間365日膨大な量のトランザクションをチェックし不正によるお客様の損失を防いでいます。少しでもご興味がございましたらお気軽にご相談ください。

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